コスメブランドと美容メディアを展開するDINETTE株式会社は、花王株式会社を引受先として、第三者割当増資を実施すると発表。今後は、花王からDINETTEへの人財出向や両社による意見交換の機会を創出するなどの業務提携を行うとしている。
DINETTEは、2019年にブランド「PHOEBE BEAUTY UP」をローンチ。まつ毛美容液を筆頭にスキンケア・メーキャッププロダクトを展開している。2023年1月には、フェムケアブランド「LUMERE BEAUTY」を本格ローンチし、総合コスメ・ビューティーブランドを目指した事業拡大を続けている。
同社は、資金調達と業務提携の理由について、総合コスメ・ビューティーブランドを目指す上でのオンラインに留まらない販売やより良い商品開発、ブランド形成に関するさらなる知見獲得、事業推進を目指す上での人財獲得・育成を挙げている。
今回の業務提携を機に、両社はそれぞれ有する化粧品事業に関わる各種情報、業界知見、人財等を互いに積極活用し、顧客により良い製品を届けるための事業拡大を目指すとしている。