BXプラットフォーム「BOTCHAN」を運営するwevnalは、シリーズBセカンドクローズにおいて、Sony Innovation Fundを引受先とした第三者割当増資ならびに大手金融機関からの融資、広告事業譲渡により合計10億円の資金調達を実施した。
同ラウンドでは、ファーストクローズにて実施したJICベンチャー・グロース・インベストメンツ、Archetype Ventures、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタルを引受先とした第三者割当増資による10億円の資金調達に加えて、今回のSony Innovation Fundを引受先とした第三者割当増資ならびにあおぞら企業投資、静岡銀行、日本政策金融公庫、みずほ銀行からの融資、広告事業譲渡による総額10億円の資金調達を実施。シリーズBラウンドでの資金調達の合計額は20億円となった。なお、これまでの累計資金調達額は26億円となる。
wevnalは2011年に創業し、デジタルマーケティングを中心に事業を展開してきた。同社が開発、運営を手掛けるBXプラットフォーム「BOTCHAN」は、クリエイティブやコミュニケーションの改善により集客から購入まで一貫した体験を提供することを支援。ストレスない購入サポート、購入後のアフターフォローまでを行い、顧客のブランドに対するロイヤリティ向上、企業と消費者のオンラインでのブランド体験(Brand Experience:BX)向上を実現する。
今後は、BXプラットフォームの実現に向けたサービス強化、機能開発、データ活用を行うためのエンジニアを中心とした人材採用の強化、事業成長を加速するためのマーケティング強化に活用していくとしている。