D2C支援事業やECプラットフォーム「ecforce」(イーシー・フォース)を提供するSUPER STUDIOとSBペイメントサービス(以下、SBPS)は、これまでecforceを導入するEC/D2Cメーカーに向け、SBPSのオンライン決済サービスを連携し複数の決済手段を提供してきたが、2023年3月1日よりApple Payを新たな決済手段として提供する。Apple Pay は定期購入に最適な継続課金に対応しており、SaaS型ECプラットフォームでApple Payの継続課金を利用できるようになるという。
EC/D2C事業において定期購入のビジネスを展開するメーカーは、これまでクレジットカードや後払いなどの決済手段を拡充してきた。しかし、ユーザーが初回購入時にクレジットカード情報を登録する際に起こりがちな「カゴ落ち」の懸念や、後払い決済の未払いによる与信落ちの増加、クレジットカードの有効期限切れで支払い不可となり定期購入の継続率が低下するなど、さまざまな課題があった。
このような背景や決済手段の拡充を図るEC事業者からのニーズもあり、今回ecforceでEC/D2CメーカーがApple Payを決済手段として導入できるように。Apple Payは継続課金に対応しており、生体認証により支払い情報を入力することなく決済が完了するため、ユーザーの「カゴ落ち」を防止し、購入率や継続率の向上に貢献する。