バニッシュ・スタンダードは、提供するスタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を池部楽器店へ提供開始したことを発表した。 楽器通販サイト「イケベ楽器店」にて、旗艦店のイケシブ(IKEBE SHIBUYA)を代表する池部楽器店各店のスタッフによるオンライン接客が始まった。日頃から楽器に触れ、愛用しているスタッフがユーザーの使用用途や演奏レベルに合わせたおすすめポイントを掲載することで、オンラインでも店頭同様の購入体験を提供する。
楽器販売におけるオンライン接客の可能性
動画サイトへの投稿などをきっかけにDTM(デスクトップミュージック)の隆盛による音楽ソフトやオーディオインターフェイスといったデジタル商材のニーズも高く、これまで以上にオンラインでの楽器購入の機会は増えると予想される。
しかしながら同じアナログ楽器やデジタル楽器を買う場合にも、まずはとにかく始めてみたい初心者と、音や使用感にこだわりがある上級者では求めるものが異なる。実際に池部楽器店のユーザーは、店頭で接客を受けたスタッフからのおすすめで購入を決意するケースも多く、楽器販売もスタッフの提案力がとても重要なポイントとなっている。
STAFF STARTの持つ各機能により、商品のスペックと価格だけではわからない「スタッフならではのおすすめポイント」をしっかりとユーザーに伝えることで、オンラインでも質の高い接客を実現する。
池部楽器店スタッフの「個性」をオンラインでも発揮
池部楽器店では以前より、一部の限られたスタッフにしか与えられない、「マイスター制度」を導入するなど、スタッフ1人ひとりの個性を大事にしている。また、情報発信に積極的なスタッフも多く、SNSを活用したプロモーションなども活発に行われている。
STAFF STARTの導入でスタッフの情報発信による成果を評価し可視化することで、スタッフのモチベーションの向上と質の高い情報発信につなげ、結果として店舗価値創出を実現したいとの思いにより、今回の導入を決定したとのこと。