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「商品について」のQ&A

商品について

Name:ローズ Date:2010年07月10日 07:03

ネットショップ作成・開業という事についてのことなのですが、おちゃのこネットさんは、テンプレートの中に商品写真やキャッチコピーをはめ込んで行くだけ。という事なのですが、はめ込む、商品は、自分で牽いて、用意しなければならないということなんですが。商品を手に入れるお店は、ネット上のお店に交渉すれば良いのですか?そこが、まだよく解らない(理解)できないところ、難点になっているのですけども。おちゃのこネットさんの倉庫便を利用したいと思っているのですが、幾らか商品をネットショップから買わないといけないのでしょうか?自分で載せて売れたら倉庫からお客様へ送られるというのでは違うのですか?はめ込む商品写真やキャッチコピーはどうやって用意するのですか?自分の家を倉庫にしたくありません。自分の売りたいものを売りたいのです。WEB上のショップと提携をとればいいのですか?教えてください。

著者の田中です。[ローズ] さん、読んでいただきありがとうございます。まず、おちゃのこネットさんの「倉庫便」ですが、商品の保管、仕分け、梱包、出荷配送を行うサービスです。 具体的には、通常店側で行う注文ごとの商品の梱包(複数商品であれば、それらを同梱)から出荷までの作業を代わりに行ってくれます。つまり、店舗側は注文処理だけおちゃのこネットさんの管理画面で行えば、その後の商品発送は「倉庫便」が行ってくれます。したがいまして、配送する商品(お客様の購入商品)は事前に「倉庫便」配送センターに送っておく必要があります。一般的にこのような配送業務のアウトソーシングは、出荷件数がかなり多い場合に効率化ができるので使用しますが、おちゃのこネットさんの「倉庫便」は、それを小規模店舗向けにしたものだと思います。

いずれにしても、店舗で扱う商品は、どこかから仕入れてくるか、製造するかになります。この仕入れは、ネットを使って仕入れても、実店舗や卸業者から仕入れてもかまいません。例えば、商店街の八百屋さんは、野菜を青果市場や生産者から仕入れてきてお店に並べます。ネットショップでも同じように、商品を用意して店舗に並べなければお客様は購入することが出来ません。キャベツが売れたら、袋に入れてお客さんに渡します、これが「倉庫便」に当たります。お客様からキャベツのお金をいただくのは店舗側の作業になります。しかし、店頭に並べていただキャベツがたくさん売れてしまったら、倉庫からストックしていたキャベツを持ってきて店舗に並べなければ、お客様は「売り切れなの?」と思ってしまい、擬似的ですが売り切れ状態になります。「倉庫便」を使ったとしても、「倉庫便」に置いてある商品が売れてなくなってしまったら、その商品を「倉庫便」配送センターに送る(もしくは持ち込む)なければ、注文が入っても出荷できません。(もちろん、個別にご自分で対応して出荷することはできますが)その商品は、どこかにストックしておかなければなりません。ご自分で在庫を持たずに、仕入れ業者から直接送ってもらうこともできるかもしれませんが、その仕入れ商品の開拓や交渉は、ご自身でやらなければなりません。

仕入れた商品の撮影は、店舗が行い、それに合わせたキャッチコピーや商品説明を用意します。仕入れ先(メーカー等)によっては、それらを用意してくれているところもありますが、画一的で詳細な情報が少ない場合が多いので、お客様目線でより商品を伝えやすくさせるには、ご自身で考え撮影し商品説明文等を用意した方がよいでしょう。どうやって商品を魅力的に伝えるのか?というのも店舗に求められる要素だと思います。

「自分の家を倉庫にしたくありません。自分の売りたいものを売りたいのです」ということであれば、ドロップシッピングという方法があります。(ドロップシッピングについては本書を参照ください)ドロップシッピングなら、在庫を持つ必要はありませんし、配送作業も必要ありません。商品はご自分の好きなものをピックアップして店舗にもできます。商品画像も説明文も用意されています。

商品を仕入れる必要がないので、手軽に始められるドロップシッピングですが、当然長所短所があります。その特長をよく把握した上で利用した方がよいと思います。

一般的には、手間をかける(仕入れの開拓、商品撮影、配送業務、顧客管理などなど)ことは、苦労も多いのですが様々なノウハウ取得につながります。単にネットショップを開店したいということではなく、「どのような店舗を運営してどのくらいの利益が欲しいのか?」「生計を立てるのか?」「小遣い程度でよいのか?」等で、「仕入れから全て開拓していくのか?」「ドロップシッピング等のサービスを利用するのか?」が決まってくるのではないでしょうか。いずれにしても、開業までは大変ですが、がんばってください。参考になれば幸いです。

Name:田中 正志  Date:2010年07月11日 19:13

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