著者の田中です。[HARIBO] さん、読んでいただきありがとうございます。メッセージカードですが、店舗によって対応は様々です。以下に代表的な対応をまとめました。

●手書きで対応する。
字がきれいであることが条件です。その字体がイメージに合わないということもあるので、記入例の掲載が必須となります。間違えてしまうと、書き直しになるので注意が必要です。

●カードにプリンターで印字する。
プリンターで普通に印字して、切り抜いたものをカードに糊で貼る方法です。手間がかかるのと、きれいに切りとれなかったり、貼るときに曲がってしまうと汚くなってしまうのが欠点です。

●ポストカードに印字する。
専用のポストカードを用意して、それに印字する場合と、白地のポストカードにデザインとともに印字する場合があります。専用のポストカードの場合には、オリジナルで用意している店舗が多いです。デザインはそれぞれですが、ポストカードとしてもらって嬉しいことが前提なので、店舗の宣伝が目立つものではなく、花や景色などデザインがメインのものが好まれます。白地のポストカードの場合のメリットは、目的や季節によってデザインを自由に変えられる点です。お客様の目的も様々ですので、それに合ったデザインでサービスします。いずれにしても見本を掲載します。デザインが複数あれば選ばせる店舗もあれば、お任せの店舗もあります。

●ペーパーに印字する。
プリンターに1枚で対処できるペーパーに印字する場合と、A4またはB5の紙の半分（もしくは1/4）に印字して、切り取る場合があります。デザイン的なペーパーを用意してメッセージだけを印字する場合と、ポストカード同様に白地に自由にデザインする場合があります。

[HARIBO] さんは、手書きは一切考えていないとのことなので、コスト的にも一番オススメできるのは、普通のコピー用紙を1/4にカットしてA5サイズ（ポストカードサイズ）にしておき、プリンターで印字する方法です。ポストカードサイズの半分だけにメッセージを印字して、もう半分には、あまりインクを使わない簡単なデザインをしておきます。これをテンプレート化しておくことで、メッセージだけをコピーして貼り付けて印刷します。印刷後は、ポストカードサイズの紙を半分に折って、更に小さいカードにして商品に添えます。これなら初期投資もかからずに、見た目もきれいで、デザインの変更も可能です。コピー用紙はカラー用紙もあるので、薄いピンクや緑系を使えばより上品に仕上がり、安っぽくありません。

メッセージカードは非常に良いサービスだと思います。私も贈り物のときにメッセージカードのサービスがあれば使用します。販売でもサービスでもできる範囲で行うことはもちろんですが、店舗の都合ではなくお客様の都合に合わせたサービスを考えて実施して欲しいと思います。

[HARIBO] さんのお店は9月にオープン予定とのこと。楽しみですね。ぜひがんばってください。参考になれば幸いです。

Name：田中 正志　　Date：2010年07月06日 22:46