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2024年3月14日(木)10:00~16:20(予定)

季刊ECzine vol.08特集「To be first call ~最初に声がかかるお店のつくりかた~」

メガネはECで売れるのか オーマイグラスが進める「商品が主役」のブランド戦略とは


 EC発のブランドとして2011年に創業したオーマイグラス。今では実店舗の運営や、BtoBによる海外事業の展開も行っている。そこから何が見えてきたのだろうか。※本記事は、2019年3月25日刊行の『季刊ECzine vol.08』に掲載したものです。

 店舗をもたず、ECでメガネを売る。2011年7月にそんな挑戦をスタートさせたのが、メガネ通販サイトを展開する「Oh My Glasses(オーマイグラス)」である。「Oh My Glasses TOKYO 渋谷ロフト店」を皮切りに、2014年からはリアルにも進出。現在では全国に11の店舗をもち、今もなお成長を続けている。実店舗をもつブランドがEC事業をスタートするといった流れも多い中、ECから実店舗へとその領域を広げるオーマイグラス。EC発のブランドが、群雄割拠のこの時代を生き残っていくために必要なこととは。自ら作り、自ら販売することの意義とは。オーマイグラス 代表取締役社長の清川忠康さんに話を聞いた。

オーマイグラス株式会社 代表取締役社長 清川忠康さん
オーマイグラス株式会社 代表取締役社長 清川忠康さん

EC展開が難しいからこその挑戦 日本最大級のメガネECサイトへ

 メガネは、ECで展開するのが難しい商品のひとつだと言われていた。1人ひとりに適したレンズを作るための検眼を眼科や店舗で行う必要があり、より細かな調整が求められる商材だからだろう。フレームはある程度既成品の中から選ぶことも可能だが、レンズに関してはすでにあるものから選ぶわけにはいかない。それぞれの目の状態や目的に考慮し、最適なものを作っていく。そういった背景が、メガネをECで販売することのハードルを高くしていた。だが清川さんは、そこにチャンスを感じたという。

「メガネは、買うまでに時間がかかったり、地方に行くとあまりメガネ屋がなくて欲しいメガネに出会えなかったり、そういった課題があることは以前から感じていました。それらをオンライン上の試着サービスなどで解決できたらと思い、Oh My Glassesの運営をスタート。もともとECで売ることが難しい商材にチャレンジすることで、今までにない、新しい売りかたの提案をすることができればと考えました」

 ネットでの運営から3年が経過した2014年11月。オーマイグラスはいよいよオフラインへも進出する。生活雑貨を扱う「ロフト」と事業提携を行い、初の直営店舗「Oh MyGlasses TOKYO 渋谷ロフト店」をオープンした。

「2014年ごろから、コマース全体にオムニチャネルの流れがやってきていたことを受け、実店舗の出店を決めました。やはり、ECが広がってきたとはいえ、まだまだリアルで買う人が大多数。ECをもつ僕らがリアルでも販売を開始することが、店舗をメインに使う人たちにも、さらなる利便性を提供していくことに繋がればと思いました」

 その後も、銀座、新宿をはじめ次々に店舗を拡大。今では全国11店舗にまで広がり、2015年にはオリジナルアイウェアブランド「Oh MyGlasses TOKYO」や「TYPE」、2018年6月にはプロサッカー選手の本田圭佑氏がサポートする社会貢献型サングラスブランド「PAGE」を立ち上げた。今ではレイバンオークリーなど約490ブランド、約12,000点のメガネとサングラスを取り扱う、日本最大級のメガネECサイトへと成長した。

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この記事の著者

ECzine編集部 中村 直香(ナカムラナオカ)

ECに関する情報を、正確にお届けできればと思います。よろしくお願いいたします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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