SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

お申し込み受付中!

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のECzine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2022 Winter

2022年12月1日(木)10:00~16:10(予定)

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。

季刊ECzine

2022年秋号(vol.22)
特集「Above and Beyond expectations!!〜期待以上の体験を提供するテクノロジーとブランド〜」

「季刊ECzine」購読者なら
誌面がウェブでも読めます

EC関連企業の財務状況をきまぐれにチェック

営業利益率10%超えも!オンライン旅行サイト運営会社の経営状況をチェック

 2016年の訪日外国人数がすでに2,000万人を突破し、国内の旅行業界が非常に活気づいてきている。今回は、航空券ネット販売のアドベンチャー(6030)、旅行比較サイト「トラベルコちゃん」を運営しているオープンドア(3926)のビジネスモデルや主な経営指標から、2社の経営状況を分析してみたい。

ネット事業に力を入れている旅行会社の経営状況は

 2016年の訪日外国人数がすでに2,000万人を突破し、国内の旅行業界が非常に活気づいてきている。その中でも、ネット事業に力を入れている旅行企業は今、どのような経営状態なのだろうか。

 今回は、航空券ネット販売のアドベンチャー(6030)、旅行比較サイト「トラベルコちゃん」を運営しているオープンドア(3926)のビジネスモデルや主な経営指標から、2社の経営状況を分析してみたい。

center
http://www.skyticket.jp/

 アドベンチャーは、国内・海外の格安航空券のオンライン予約を行う「skyticket」などの運営を行っている。

center
http://www.tour.ne.jp/

 オープンドアは、約300の旅行会社や予約サイトが販売する旅行商品を一括検索が可能な比較サイト「トラベルコちゃん」を運営している。

まずは、業界トップ企業の経営データをチェック

社名 売上高
(億円)
営業利益率 純利益
(億円)
営業CF
(億円)
投資CF
(億円)
財務CF
(億円)
プライスライン・グループ 9,685 35.3% 2,678 3,257 △4,089 △766
JTB 13,437 1.2% 125 311 292 △4.8
HIS 5,374 3.7% 108 125 △281 162
KNT-CTHD 4,249 1.5% 43 74 5.6 0.8
日本旅行 528 2.5% 10 6.5 9.0 △1.6
アドベンチャー 26.8 10.6% 1.4 7.3 △2.1 △2.2
オープンドア 24.6 34.4% 5.3 5.6 0.04 3.8
※「△」は出金超過を示す

 経営状態を客観的に分析するためには、旅行業界全体の動向を見ながら2社のデータを比較することが肝心だ。そこで、ネット旅行会社世界トップのプライスライン・グループ(米)、国内大手のJTBなどの15年度の経営指標を確認してみよう。

 まず、ネット旅行会社世界トップのプライスライン・グループだが、1ドル105円換算にして売上高はJTBを下回るが、純利益はJTBの21社分だ。売上による収入から仕入代や人件費、税金などを支払って残ったキャッシュ、つまり、正味の実入りである営業キャッシュフロー(CF)も、JTBとは一桁ちがう。

 投資CFの「△4,089億円」は、将来への布石として設備投資などにそれだけのキャッシュを投じたと見ることができる。新規の投資を抑制し、手持ちの投資有価証券を売却したりして、投資CFが黒字(入金超)になったJTBとは対照的だ。

 さらに、プライスライン・グループの財務CF「△766億円」は、配当や金融機関への返済にキャッシュを持ち出したことを意味する。いずれも、日本の同業社が遠く及ばない数値と言える。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
ネットに注力する旅行会社の特徴は、高い営業利益率

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
EC関連企業の財務状況をきまぐれにチェック連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ビジネスリサーチ・ジャパン(ビジネスリサーチ・ジャパン)

1995年設立。代表・鎌田正文。週刊誌や月刊誌、経済誌などを中心に、金融・流通・サービス・メーカーなどの各分野から経済全般まで、幅広く取材・執筆。著者に『図解! 業界地図 2023年版』(プレジデント社)、『図解 これから伸びる企業が面白いほどわかる本 2012年版』(新人物往来社)、『図解 人気外食店の利益の出し方』(講談社+α文庫)、『[図解]儲けの秘密がよくわかる本』(PHP研究所)、『[図解]気になるあの会社の給料がわかる本』(PHP研究所)『取締役の値段 6: 社会インフラ関連業界 [Kindle版] 』『数字でわかる! あの企業・店舗が儲けている仕組み』など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/3812 2016/11/30 08:00

Special Contents

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2022年8月30日(火)10:00~16:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング