三菱HCキャピタル、フルタイムシステム、その子会社のフルタイムロッカー、日本郵便は、サーキュラーエコノミーの実現および再配達削減を目的に協業を開始した。本協業を通じ、4社はリース契約満了後に再生した宅配ボックスを再配達の多い地域に設置(再生)することで、資源の循環と再配達の削減に貢献するとしている。
三菱HCキャピタルおよびフルタイムロッカーは、これまでコスト面で導入が難しかった集合住宅などに、新品と同様に使用可能で安価な再生宅配ボックスをリースで提供することを目指す。また、日本郵便は喫緊の課題である再配達の削減を図る。
取り組みの内容
- 日本郵便は、再配達率に関するデータを三菱HCキャピタルおよびフルタイムシステムに提供する
- 三菱HCキャピタル、フルタイムシステムおよびフルタイムロッカーの3社は、業務協定契約に沿って次のことを行う
- 三菱HCキャピタルおよびフルタイムシステム:フルタイムロッカーが提供するリース契約満了後の宅配ボックスの再生
- フルタイムシステムと三菱HCキャピタル:日本郵便から提供されたデータをもとに、再生宅配ボックスを再配達が多い(不在率が高い)地域の集合住宅などに提案し、効率的に設置