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アドフラウド対策ツール「Spider AF」、GoogleのP-MAX向け不正検知サービスを提供開始

 Spider Labsは、アドフラウド(広告不正)対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」において、GoogleのPerformance Max(以下、P-MAX)キャンペーン向けの不正対策サービスを提供開始した。

 「Spider AF」は、広告出稿時に発生するアドフラウドを自動で検知しブロックするツール。アドフラウドの被害額の無料診断に加え、タグを設置するだけでアドフラウドの被害の可視化、防止する仕組みを提供している。

 P-MAXは、Google Adsの広告フォーマットの一つで、AI技術を使って自動的な広告のターゲティングと広告配信をおこなうもの。利便性の一方で、広告成果データの透明性の低さやアドフラウドが発生しやすい問題、従来のGoogle Ads管理画面から詳細分析がおこなえず、効果的な対策が取れないケースが多かったことから、こうした課題に対応するために「Spider AF」で不正対策サービスの提供を開始。P-MAXに合わせた不正対策機能は、特にMFAサイト(Made For Advertising)への対策にも強力な検知力を発揮しているという。

P-MAX対策の効果

アカウント単位のプレースメント除外

 Google広告の管理画面からダウンロードできるP-MAXプレースメントレポートを、Spider AFのプレースメントチェッカーにアップロードすることで、Spider AFの保持するブラックリストと照合。不適切なプレースメントが含まれていないかを確認できる。不正が確認された場合、アカウント単位でそのプレースメントを除外できる仕組みとなっている。

アカウント単位のIP除外

 キャンペーンごとにおこなわれていた従来のIP除外ではP-MAXへの適用が難しかったが、Spider AFではアカウント単位でのIP除外が可能になっている。これにより、P-MAXへの対応もできるようになった。

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