依頼後のマネジメントのコツ
適切な外部パートナーを選定できても、依頼後に成果を上げるためのマネジメントは欠かせません。次の3つのポイントを意識して継続的なアップデートに取り組んでみてください。
(1)いつまでに何を達成するかのコントロール
依頼する側もされる側も、「何をいつまでに達成するか」具体的に理解できている状態が理想的です。言語化して共通理解しておくだけでなく、契約書にも記載するようにしましょう。また、ミーティングやメッセージなどのやりとりの際にも頻繁に提示し、常に双方がスケジュールと目標を意識しながら業務に取り組む必要があります。
(2)目標が達成できない場合の対応を提案してもらう
誰が対応しても、常に成果を達成し続けられるケースは稀だといえます。大切なのは、達成できない場合の提案です。なぜ達成できていないのか。どの仮説が間違っていたのか。挽回するためにはどのような施策を実行しなければならないのか。そして、その根拠は何か。また、代替案はあるか。こうした議論をしながら、双方が完全に納得するまで提案し続けてもらいましょう。
(3)レポートや出社など「手間」がかかるタスクのリクエスト
成果が目標にまで達していない場合は、少し手間のかかるレポートを作成してもらう、出社して業務を遂行してもらうなどのリクエストも効果的です。外部パートナーも「できれば効率的に対応したい」と思っています。こうしたリクエスト(もしくはプレッシャー)が強いと、より真剣に向き合うきっかけが作れます。
反対に「手っ取り早く儲けたい」と考える外部パートナーは「手間がかかりそう」と感じると依頼を断る可能性もあります。成果が最も重要なだけに、十分な手間をかけてでもコミットしてくるかどうか、取り組む姿勢まで確認するのが大切です。
リソース不足が原因で実施したい施策やコンテンツ制作が進まないと悩む方は、ここで紹介したポイントを活用して、外部パートナーとの協力体制の構築に取り組んでみてはいかがでしょうか。