検索結果ページでの離脱・再検索が減少!さらなるCVR向上を目指す
従来のサイト内検索でも、サジェストの表示項目について細かく指示を出すなど、こだわりを持っていたというバロックジャパンリミテッド。『ZETA SEARCH』にリプレース後も、日々さまざまなチューニングを続けている。
リニューアル直後であることからセッション数が落ち着きを見せているものの、サイト内検索経由のコンバージョンレート(CVR)は108%を達成している。
久保木(バロックジャパンリミテッド) サイト内検索を利用したユーザーのページ閲覧数・滞在時間・CVRは3倍を維持できています。サイト内検索は購買意欲を高める有効な機能だと実感しています。また検索結果ページからの離脱率・再検索数も減少していることから、検索結果に表示される商品の内容について、お客様の満足度が上がっていると考えられます。引き続きチューニングを続け、CVRをより向上していければと考えています。
出張(ZETA) ZETAでは、人の目を使って検索結果一覧ページの定性的な評価を行っています。検索結果の良し悪しは、エンドユーザーであるお客様も直感的におわかりになるようで、良くないページが表示されると離脱してしまいます。あるキーワードで検索した際に表示されるべき商品が正確に表示されるECサイトに近づけるべく、日々努力しています。
一方で、正確な検索結果を表示するのに時間がかかってしまっては本末転倒です。1秒お待たせすれば1割のユーザーが減るとの説もあるほどです。正確なページをいかに速く表示できるかに取り組んでおり、その結果をエンドユーザーのお客様にもご満足いただけているのかなと考えています。
大橋(ZETA) サジェストの候補となるキーワードを一覧で表示しているのですが、バロックジャパンリミテッド様の場合は、候補となるキーワードの種類が多いのが特徴です。さまざまな種類の候補を素早く表示し、サジェストからページに遷移する前にそのページを表示する仕組みにしています。
さらにエンドユーザーのお客様は、そもそもどのようなキーワードで検索すれば良いかわからない場合も多いので、キーワードを入力し始める前の段階で、『こんな検索ができます』とのヒントを表示できるサジェスト機能もお客様のより良い検索体験をサポートしています。
また直近で取り組む案件として、ECサイトとは別で運営されているメディア『SHEL’MAG』や『STAFF SNAP』のコンテンツも、ECサイト内の検索結果に表示されるように拡張していく予定だと言う。
久保木(バロックジャパンリミテッド) たとえば「ワンピース」というキーワードで検索したら、商品も、記事も、スナップ写真もヒットするようにしていきたいですね。