アルペンがb→dash導入でLINE配信を最適化
━━まずは、アルペン様の事業概要についてご説明ください。
照井(アルペン) 弊社は総合スポーツショップであるアルペン、スポーツデポ、アウトドアの専門業態であるアルペンアウトドアーズ、アルペンマウンテンズ、ゴルフの専門店であるゴルフ5、これらの業態のビジネスを運営しておりまして、北海道から沖縄まで約390店舗ほど全国展開しております。
販売促進ではリアル店舗以外の接点をいかに作るかという視点から、メルマガ、アプリ、LINE配信等に注力し、最近ではこれらの、リアル店舗以外のチャネルからアクセスが増加しています。
━━データマーケティングツールを導入したきっかけを教えてください。
照井(アルペン) 弊社の会員サービスである「アルペングループメンバー」に加入いただいているお客様に対して、アプリ、メルマガ、LINEを活用し、商品のご案内やクーポンなどを配信しています。近年では、ありがたいことにLINE公式アカウントへの友だち登録が非常に増え、約330万人にものぼります。一方で、その結果、LINE配信の費用が増加しているのが課題となっていました。
そこで、LINE配信がどれだけ売上につながっているか、つながっているのであればその顧客セグメントはどのようなものかを把握するため、分析を行いました。そして「必要な人に、必要な情報だけを配信する」という目的のもとに、MAツール導入を決定しました。
━━データマーケティングツールとして、「b→dash」を選択した理由を教えてください。
照井(アルペン) メール配信、LINE配信、シナリオ、データ分析といったさまざまな機能がひとつのツールにまとまっており、データを活用したマーケティングを集約できることが最大の決め手です。
メール施策の未開封者のみにLINE配信を行う、メールとLINE配信の結果をコンバージョンベースで分析するといったように、ツールや施策を横断した取り組みを行う場合、各機能がバラバラになっているとデータ連携の運用負荷が大きくなります。b→dashは、それらすべての機能がひとつにまとまっている点を評価させていただきました。
「必要な人に、必要な情報だけを配信する」ということを実現するには、配信セグメントを抽出するといったデータの準備作業が必要です。それは、いわゆるCDP(Customer Data Platform)を用いて行われる場合が多いのですが、b→dashにはCDP機能と「Data Palette(データパレット)」というデータの準備するための機能を備えています。さらにData Paletteは、SQLの知識を必要とせずにデータの抽出が行うことができるので、運用面で非常に助かっています。CDP機能とData Paletteの機能を備えていることは、b→dashを選んだ大きな理由のひとつになります。