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分析結果が如実に表す「今」 経年比較し新たな価値を発見すべし

定点観測02 分析
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 EC事業者がおさえておきたい、13のテクノロジー関連トピックスの「定点観測」。プリンシプル木田さんに、分析について聞きました。※本記事は、2020年6月25日刊行の『季刊ECzine vol.13』に掲載したものです。

見逃してはいけない顧客の変化 コロナ前後の数値の動きに注視しよう

 巣ごもり需要やEC利用者が増加する今、トレンドの変化を敏感に察知し、次なる打ち手を考えるためにも事業の再点検は欠かせない。木田さんは今回、今だからこそ行うべき分析について教えてくれた。

「4月7日に、首都圏をはじめとする7都府県に緊急事態宣言が発令され、そこから私たちの生活は大きく一変しました。その前後で、自社が運営するECサイトにも数値の変化がないかどうかは、Googleアナリティクスなどを用いてきちんと確認すべきです。PVやセッション、パソコン・スマートフォン比率、滞在時間、CVRや平均単価など、『この時期は大体この程度だから』と思っていた数値が大きく変動している可能性があります。売上の増減ももちろん注視する必要はありますが、見逃してはいけないのはこうした顧客の動きの変化です」

 数値の変化は顧客の期待値の変化でもある。急に売れなくなった商品や売れ始めた商品はないか、直近のサイト内検索クエリで新たに出現したものはないかなど、日頃から確認する必要があると認識していても、多忙などの理由で疎かにしてしまっていた人もいるのではないだろうか。今回をきっかけに、せめて四半期に一度は確認するよう習慣づけることをおすすめしたいと木田さんは語る。

「まさに今、世の中が大きくパラダイムシフトするタイミングであると言えます。これまでの固定観念が通用しなくなってくるでしょう。実際に当社も、クライアント企業に対し分析を行い、アドバイスをしていますが、とくにSNS経由のトラフィックのCVRは、コロナ禍を機に大きく改善しているブランド系ECサイトが多いようです。広告に投資するのが難しいタイミングなので、各社がSNSに力を注いでいる結果とも考えられますが、これも従来『SNS経由でコンバージョンは起きづらい』と言われていたことを思うと、大きな変化ですよね。外出する頻度や人との接触が減る中で、SNSのタイムラインに出てくる信頼できる友人・知人からのレコメンドを参考に購入する人が増えていると見てもよいでしょう。こうした顧客の動きの変化を見逃してはいけません」

この記事は、紙の定期購読誌『季刊ECzine』に掲載した限定公開の記事です。
続きは以下の方法でお読みいただけます。


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連載:季刊ECzine vol.13定点観測

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