NECプラットフォームズは、ニューノーマルに向けた新たな接客を支援するため、セルフ精算型POS「TWINPOS R」とキオスク端末「SATELLITEROBO-III(サテライトロボスリー)」をタッチレス化する。これにより、利用者の安全・安心・快適な操作を支援するとともに、清潔で安心な接客や消毒・清掃作業の省力化に貢献する。
今回、両製品のオプションとしてセンサユニットと専用ソフトウェアを提供開始し、タッチパネルの非接触操作に対応する。すでに設置済みの両製品へ追加して取り付けることができ、商業施設や行政機関、医療機関など多くの場所で稼働している両製品を容易にタッチレス化することが可能となる。
第一弾として、石川県の国民健康保険小松市民病院に設置済みの再来患者自動受付機「SATELLITEROBO-III」についてタッチレス化を行う。
同取り組みのポイントは次のとおり。
容易な操作
画面に手を近づけると操作ガイドの位置ポインタが操作を支援し、容易に操作することが可能。また、画面入力の感度を調整することができ、ユーザーの運用に合わせた設定ができる。
清潔で安心な接客
タッチパネルの非接触操作に対応することで、COVID-19禍において不特定多数の人が間接的に触れることへの不安を減らし、清潔で安心な接客を支援する。また操作画面への接触機会を減らすことで、消毒や清掃作業の省力化に貢献する。
既設製品に対しても容易に対応
タッチレス対応製品を新たに購入することなく、既設の製品に専用ソフトウェアをインストールしてセンサユニットを取り付けるだけでタッチレス化が可能に。また、専用ソフトウェアにより、現在利用中のアプリケーションの変更も不要。
対象製品
セルフ精算型POS「TWINPOS R」
同製品は、来店したユーザー自身が決済を行うコンパクトなセルフ精算型POS。混雑時のレジ待ち解消や人手不足対策のほか非対面による店舗運営に貢献する。
キオスク端末「SATELLITEROBO-III(サテライトロボスリー)」
同製品は、⾏政機関や医療機関などに多くの導入実績を持ち、施設内の案内や検索などの情報提供や予約・受付などの各種手続きを行うキオスク端末。
今後はこれら2機種に加え、POS端末「TWINPOSシリーズ」などタッチレス対応製品を拡充していくとのこと。