SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

ショップサーブ、クレジットカード本人認証サービスを5月開始 EC事業者のチャージバック被害を回避

 Eストアーは、提供するSaaS型ECサイト構築システム「ショップサーブ」にて、「クレジットカード本人認証サービス(3Dセキュア 2.0)」を2021年5月に提供開始する。

 日本クレジット協会の発表によると、2019年のクレジットカード不正利用の被害金額は256億円。カード所有者を保護する目的から、不正利用などによりカード所有者が利用代金の支払いに同意しない場合、カード会社がその代金の売り上げを取り消すチャージバックが発生する。ECサイトでこの不正利用によるチャージバックが発生した場合、発送した商品は戻らず、代金回収もできないという、EC事業者にとって深刻な被害となるケースが発生している。

 同社ECシステムにおいても、2020年には1件当たり最高250万円のチャージバックが発生。店舗カテゴリ別には1位 ファッション・アクセサリー、2位 生活・インテリア・家電、3位 美容・健康となった。

 これを受け同社は2021年5月、不正利用によるチャージバック被害を回避することを目的に、ショップサーブに「3Dセキュア 2.0」を開始することに。これは、購入者のIPアドレスや利用ブラウザ、行動パターンと購入情報を照らし合わせ、不正利用のリスクを判定。リスクが高いと判断された取引のみ、毎回パスワードが変化する「ワンタイムパスワード認証」やスマートフォンに搭載された「生体認証」を要求する。認証された注文は不正利用によるチャージバックが発生した場合でも、カード会社が負担するため、EC事業者は不正利用によるチャージバックを回避することができる。

 また多くの場合、リスク判定のみでフリクションレスに購入完了できるため、かご落ちリスクを最小化することができるとのこと。

 同サービスのショップサーブへのシステム搭載は2021年5月時点に完了し、順次、クレジットカード会社の対応状況に応じ、提供範囲を拡大していく考え。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/8873 2021/02/22 08:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年8月27日(火)10:00~19:15

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング