経営改善支援のためのビッグデータ活用サービスやデジタルマーケティングを提供するブレインパッドは、伊藤忠商事が日本アクセスと進める「食品サプライチェーンDX」を、データ活用コンサルティングと需要予測技術を用いて支援することを発表した。
さまざまな分野においてサステナビリティやDXの重要性が叫ばれる昨今、食品流通分野においても、データを活用した効率化や新たなビジネスの創出による収益拡大、食品廃棄ロス削減などの実現が求められている。
伊藤忠商事は、DX推進にかかる取り組みとして、伊藤忠商事グループが多くのビジネス現場を有する生活消費サプライチェーンのなかでも、食品サプライチェーンのDXによる最適化を重要施策と位置づけている。
その一環として同社は、2020年より同社グループ会社である日本アクセスとの間で、一部の物流拠点における小売店の販売データなどを活用した需要予測と発注自動化の実証実験を実施しており、ブレインパッドはデータ活用コンサルティングと需要予測技術を用いて、この取り組みを支援している。
今後もブレインパッドは、伊藤忠商事との資本業務提携を通じて、食品サプライチェーンDXをはじめ、データ活用による事業機会の創出を一段と加速し、日本におけるデジタル社会の早期実現を目指していく考え。