生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェは、2020年8月に行った8.5億円の資金調達に続き、シリーズBエクステンションラウンドとして農林中央金庫(以下、農林中金)を引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表した。これにより、シリーズBラウンドは合計調達額9.9億円で終了。累計調達額は15.5億円となる。
また、あわせて農林中金と連携し、全国の生産者にネット直販の機会を提供していく。
同社は、生産者が消費者に食材をインターネット上で直販できるサービスを提供している。今回、「強い1次産業を実現する」という想いが一致したことにより、農林中金から資金調達を実施するとともに、生産者の登録促進などで連携していくという。
調達した資金は、次の目的で使用する予定とのこと。
生産者の登録促進
農林中金と連携し、全国の生産者にネット直販の機会を提供。
生産者の販売力強化
ネット直販に関する教育コンテンツを充実させ、登録生産者の販売力強化に取り組む。
プロダクトの改善
生産者および消費者の利便性を高めるべく、UI/UXを中心にプロダクトを改善する。