新たな商品体験・購入の場を提供するベストプロジェクトは、アフターコロナにも対応するべく、自社開発したシステム、クラモニテレショッパー「えんかくさん」を利用した遠隔接客サービスを2020年7月より提供している。
2020年11月より、水道直結式のウォーターサーバーを提供するウォータースタンドが「えんかくさん」を11月2日よりヨドバシカメラ マルチメディアAkiba、11月5日よりヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺(そのほか順次追加予定)にて開始した。
同ソリューションは、複数ヵ所を同時監視しながら、各拠点と遠隔接客(通話)ができ、スタジオや自宅からリモートワークで接客業務を可能にするベストプロジェクトの自社開発サービス。同ソリューションを導入すると、テレショッパー(接客スタッフ)は自宅やスタジオに居ながらにして、店舗にいる消費者に対し遠隔で接客業務を行うことができる。
通常の遠隔接客では、来店した消費者の物理的なボタン操作などを起点にテレショッパーとの会話がスタートするが、消費者が呼び出しを躊躇したり、積極的な活用をためらうケースがあった。同ソリューションでは通話前から複数店舗のモニタリングが可能な完全自社開発の独自UIであるため、通話開始前より来店状況の把握ができ、テレショッパー側からの声がけによって、自然に消費者との会話をスタートすることができる。
画面越しならではの環境を活かし、拠点側のモニターに画像・映像コンテンツをワンタッチで投影が可能で、さらにペンツールによる書き込みも可能など、スムーズな接客を実現する機能が搭載されている。
同ソリューションを活用することで複数拠点を少数スタッフで運用できるため、人件費の削減も図ることが可能。また接客業務のみでなく、受付業務やリアルスタッフのアシストなど、多様な活用方法を検討することができるという。