三菱ふそうトラック・バス(以下、MFTBC)は、インドネシアにおける合弁会社で現地販売代理店であるPT Krama Yudha Tiga Berlian Motors(以下、KTB社)が車両のオンライン販売を開始したことを発表した。インドネシアのECサイト「トコペディア」でふそうのトラックを購入することが可能となった。
KTB社は9月1日、ECサイトのトコペディアにふそうブランド車両のオフィシャルストアを開設。オフィシャルストアでは、すべてのインドネシア市場向け車両が購入可能だという。トコペディアのオフィシャルストアはKTB社の販売ネットワークに属するディーラー22社につながっており、北スマトラ州、南スマトラ州、ジャボデタベック、西ジャワ州、中部ジャワ州、東ジャワ州、カリマンタンおよび同国東部の8地域にて、ふそう販売店の85%を網羅している。
オンラインでの小売り活動の開始は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行でソーシャルディスタンス(社会的距離)の維持が求められるなか、ユーザーの車両購入を簡素化する機会を提供するというKTB社の取り組みの一環。トコペディアで購入したトラックは配送、または店頭受け取りを選択できる。
インドネシア国内で販売するふそうの小型・中型トラックは、MFTBCの川崎工場からノックダウンキット(KD)として出荷され、東ジャカルタ市のKrama Yudha Ratu Motors(KRM社)で組み立て、KTB社が販売を行う。