GMOメイクショップが運営するネットショップ構築ASP「MakeShop by GMO」は、ネットショップに導入できる新たな決済方法として、PayPay株式会社が提供するキャッシュレス決済サービス「PayPay」を追加し、2020年11月より提供を開始する。これに先駆け、事前申込受付を開始した。
これにより「MakeShop」を利用するショップ運営者は、購入者向けの新たな決済方法としてPayPayをショップに導入することが可能に。また、8月31日(月)までに申し込んだ人を対象に、PayPayの決済手数料が永年2.99%になるキャンペーンを開始した。
同社は、ネットショップ構築ASP「MakeShop」をはじめとするEC支援サービスを提供しており、国内EC市場の活性化に取り組んでいる。2016年以降はスマートフォンユーザーに親和性が高いID決済サービスの導入や、デバイスを問わず最適なページが閲覧できるレスポンシブウェブデザインに対応したデザイン編集機能「クリエイターモード」を提供するなど、スマートフォンユーザー向けの機能を強化している。また、キャッシュレス決済サービスをネットショップでの購入場面でも使えるようにすることで、オンライン・オフラインを問わず利用できるという購入者の利便性を訴求でき、ひいては購入率の向上につながると考え、連携するキャッシュレス決済サービスの拡充を進めている。
PayPayは、スマートフォンひとつで容易に支払いができるキャッシュレス決済サービス。2019年6月からはオンラインでの決済にも対応している。
そこで、GMOメイクショップは、オンラインでもオフラインでも利用が可能な決済サービスを拡充するべく、ショップが導入できる決済方法としてPayPayを追加し、2020年11月をめどに提供開始することとした。
PayPayが導入されたショップでは、購入者はPayPayに登録しているクレジットカードや、登録している銀行口座の情報を用いて、容易に支払いが可能となる。ネットショップ運営者においてはPayPayを導入することで、PayPayのユーザー(購入者)に便利な購入体験を提供できるうえ、新規の購入者の獲得を図ることができ、その結果として売上向上が期待できるという。
同社はPayPay決済導入の事前申込受付を開始。ショップ運営者は、事前に申し込むことで提供開始前から導入審査を進めることができ、提供開始と同時にスムーズなPayPayの導入が可能となるという。