KDDIは、KDDIの海外現地法人であるKDDIアメリカが、2020年7月8日から、SMS、RCS(Rich Communication Services:GSMAで世界的に標準化されたコミュニケーションサービス)、チャットアプリ(LINE、Facebook Messenger、WhatsAppなど)、チャットボット、IVR(自動応答システム)、Eメールなど、さまざまなコミュニケーションツールを組み合わせることにより、企業から顧客へメッセージを確実に届けることを支援する「オムニチャネル配信サービス」の提供を開始することを発表した。
従来の紙媒体でのダイレクトメッセージの置き換えや、チャットボット活用による問い合わせ対応の一部自動化などにより、コスト削減やオペレーション負荷削減も期待できるという。
同サービスの特徴は次のとおり。
- 複数のコミュニケーションツールを組み合わせることで、メッセージが届かなった場合に自動でほかのツールから配信することが可能。
- 送受信どちらからでもユーザーとのコミュニケーションを開始することが可能。チャットボットによるカスタマーサポートなど、多様な双方向コミュニケーションを実現。
- 到達率などの配信結果だけでなく、開封率やメッセージに添付されたURLのクリック率など、ユーザーの反応も見える化でき、効果検証や次のアクションに向けた改善にも寄与。
- テキストメッセージだけでなく、画像・動画・音声などの利用や、日本語・英語を含めた多言語にも対応。