「月刊BT」によると、タブレットPOSレジ「EC-Orange POS」のモバイルPOSの市場占有率は21.2%となった。
「EC-Orange POS」はiPad版を2011年6月にリリース。APIを使ったデータ連携機能を搭載し、他社の基幹システム・在庫管理システムとの売上情報の連携や、自社システムと顧客データを連携してマーケティングに活用するなど、幅広い業務に対応できる。
2014年6月27日現在、導入している店舗は全国で3,285店舗となった。そのうちiOS版は2,280店舗、Windows8タブレット版は1,005店舗が導入している。
Windows8タブレット版を導入している1,005店舗は、すべて全国にチェーン店を持つ大手小売企業。選定理由は、主にMicrosoftオフィス製品(Excel,Word,PowerPoint)を利用できるため売上集計・分析やデータ管理が行えることや、既存のUSBキーボードやマウスなどの周辺機器も接続できるため、現行業務オペレーションを変更しなくてよいこと。これまでの資財を活用できるという点から、Windows8タブレットが今後も普及していくと、エスキュービズムでは予想している。