株式会社スペースエンジンは、2019年5月末にリリースした委託販売のマッチングサービス「SpaceEngine」を、事業者専用の卸・仕入れサイト「orosy」へとリニューアル。ALPHA版をオープンした。
同社は2019年5月末、ブランド・商品を保有するサプライヤーと、店舗が委託販売形式でマッチングできるサービスSpaceEngineの提供を開始。EC販売を中心とするブランド数の増加にともなうサービスへのニーズの高まりを受け、サービス内容の拡充・サービス名の変更を実施。EC販売中心のメーカーやD2Cブランドの商品のみを取扱う事業者専用の卸・仕入れサイトorosyへとリニューアルした。
なお、ALPHA版(開発初期版)は審査制で運用。サプライヤーから店舗への売り込み・申し込み機能は未実装だという。
同リニューアルにより、サプライヤー向けに卸売りサービスというかたち、実店舗向けには仕入れサービスというかたちで、委託取引に限らず本格的な卸取引にも利用できる双方向のサービスとなる。あわせて、サービス名もわかりやすく「orosy」に変更。EC販売中心のメーカーやD2Cブランドの実店舗展開と、実店舗の自由な新商品仕入れをより一層サポートしていくという。
同サービスの特徴は、下代の公開範囲・卸先をコントロールしながら低コストで新規顧客を開拓でき、店舗は、話題のD2Cブランドの商品を買取または委託にて仕入れることができる。仕入れの際は、orosyが1店舗あたり最大300万円の掛金を付与する。両ユーザーは与信のリスク、口座管理の煩雑さなく、卸・仕入れ業務を行うことができるという。