丸紅ベンチャーズは、会話型コマースによる飲料販売を手がけるIris Novaに出資する旨を発表。
Iris Novaは、2015年に創業したD2C分野のスタートアップ企業。健康志向の消費者をターゲットにした自社ブランド飲料「Dirty Lemon」やパートナー企業の飲料販売を、スマートフォンを使ったチャット形式の対話で行うことを特徴としており、消費者は友人とチャットをするような感覚でコミュニケーションをとり、飲料を購入することができる。販売側は、消費者ひとりひとりに紐づいた電話番号と購入履歴を獲得、顧客サービスや消費トレンド予測に基づく在庫の圧縮や新商品の開発に活かすことが可能となっている。同社は、2018年12月にCoca-Cola社からも出資を受けている。
丸紅ベンチャーズは、今回の出資を機にIris Novaの事業拡大のサポートを行う。また、将来日本を含むアジアにおける同社の事業展開を支援することも視野に入れているとのこと。
Iris Nova 創業者兼CEO Zak Normandin氏のコメント
Iris Nova社及び我々のポートフォリオブランドにとって、アジアを含む海外への事業展開に向けた素晴らしい機会と捉えています。これまで丸紅の築いてきた事業を高く評価し、我々のグローバルな成長に向けて共に歩んでいけることを心から楽しみにしています