LINE Payは、コミュニケーションアプリ「LINE」上で展開する「LINE Pay」において、ブライトテーブルが開発・運営するグルメコンシェルジュサービス「ペコッター」と連携し、 同サービスのLINEアカウント(チャットボット)「ペコッターのはらぺこ君」のトーク上でLINE Payを利用した支払いが可能になったことを発表した。LINEのトーク上でのLINE Pay決済機能導入は、初の事例となる。
ペコッターは、飲食店の予約をチャットで依頼するだけで代行してくれるサービスである。2015年からiOS版アプリでのサービス提供を開始し、今年の7月からはLINEアカウントでも同サービスを提供している。
今回ペコッターiOSアプリ版のみで提供されていた、購入すると他のユーザーよりも優先的に予約代行してもらえる“ごほうび”をLINEアカウント版でも提供開始するにあたって、決済手段としてLINE Payが導入された。
この取り組みは、LINEが取り組んできたフィンテックの知見をLINEのアカウント上にも還元し、よりシームレスなサービス体験を実現していくため、ペコッターの協力により試験的に実装されたもので、両社でサービスを運用しながら、より便利に利用できるよう改良を重ねていく予定となっている。
LINEのトーク上でのLINE Pay決済機能は、福岡市での粗大ごみ収集受付用のLINEアカウントでも導入が検討されており、今後はユーザーがサービスを利用する際に都度情報入力をする手間や時間を短縮するためにLINE Profile+との連動も検討していく。