モバイルアプリマーケティングツール「Repro(リプロ)」を中心に展開するReproは、新サービスとしてWebマーケティングツール「Repro Web」の提供を開始する。これにより、アプリとあわせてデジタル領域の自社チャネルにおけるあらゆるデータを可視化・分析し、統合的なマーケティングを行うことが可能になる。
「Repro」は、アプリユーザーの行動・属性データを取得し、そのデータをマーケティングに活用できるよう加工、プッシュ通知やアプリ内メッセージ、広告配信といったマーケティング施策の実施を実現してきた。
Repro Webでは、アプリ版同様、サイト来訪者の行動・属性データを取得し、課題を可視化。課題に応じたウェブメッセージをサービスに適したデザインで、かつ直観的な操作で実施することが可能となる。なお本サービスは同社の既存クライアントを中心にクローズドベータ版の提供を2018年6月より開始しており、既にディップのバイトルなどへの導入が決定している。
今回のリリースにより、検索を軸にユーザーの獲得に適したウェブと、獲得したユーザーをコンバージョンに繋げることに適したアプリの両チャネルの特徴を活かした、統合的なデジタルマーケティングを行うことができる。
また同社は、AI・機械学習の研究開発チーム「Repro AI Labs」を立ち上げるなど、マーケティングの自動化に向けて、積極的な投資を行っている。