ウェブ上の行動データを保有している「KARTE」と、店舗の販売スタッフデータを保有する「STAFF START」の連携により、実店舗の販売スタッフのコーディネート画像のデータを、より多面的にパーソナライズして活用することが可能になる。
本連携の第一弾として、顧客がアパレルのECサイトでカートに入れた商品や、過去に購入した商品を元に、同商品を着用したコーディネート画像をサイト上で紹介し、関連商品の購入を訴求することができるようになった。また、商品購入後のフォロー施策として、購入商品を着用したコーディネート画像をメールで送信することにより、ECサイトへの再来訪・追加購入を促す。
なお本連携施策は、ファッションECサイト「PAL CLOSET(パルクローゼット)ONLINE STORE」にて、すでに導入を開始している。
今後は顧客の購買データなどを元に、顧客の好みや体型と近い販売スタッフが提案され、マッチングするような実装を予定している。
それ以外にも将来的には、実店舗の販売スタッフと顧客を、リアルとデジタルの境目なく繋ぎ、顧客のエンゲージメントをより高めるための連携も検討。顧客と販売員がデジタルで繋がり店頭で出会ったり、店頭で出会ったスタッフとデジタルでもつながるなど、顧客と販売スタッフとの関係性をシームレスに繋いだ「顧客本位のオムニチャネル化」を目指していく。