オフショア動画制作サービス「MOVE ASIA」を提供するEmpagは、2017年4月12日よりタイ市場向け訪日観光客向け動画メディア「Daifuku.tv」をリリースする。タイ人に強力なリーチ力を有するFacebook動画メディアを用い、日本の観光スポット、文化、料理等を紹介することで、訪日ニーズ喚起や訪日観光事業者への送客を行う。
Empagは、タイを中心に食にかかわる事業を多数展開している企業。タイにて動画撮影/編集拠点を保有し、現地での動画メディア運営や運用代行事業を行い、自社メディア「Aroi Thai Recipe」をリリース2ヶ月でフォロワー10万人超、1日20万再生以上のメディアまで成長させている。また、割安な動画制作リソースを活かした日本市場へのオフショア動画制作サービスも行っている。
同社によると、現在、東南アジア諸国は若年層が多く、今後も安定した経済成長が期待され、訪日客数でも中国についで注目される地域であるという。そして、その中でもタイ人訪日客はとくに注目を集めており、2016年には台湾、韓国、中国、香港、アメリカに次いでタイから約80万人(昨年比約20%)の訪日客が訪れている。タイ観光客の特徴として、家電やブランド品といったモノの消費よりも、体験型ツアー等のコトの消費を好む傾向があり、同メディアでは、訴求力の強い動画を通じて観光スポットや文化を紹介することで、タイ人に向けて今まであまりリーチできていなかった体験型観光の需要喚起を目指すという。
また、2017年5月より、同メディア内でタイアップ動画コンテンツの制作/出稿サービスを開始予定で、自治体様/企業様の広告出稿者を募集している。同メディアは、クライアント企業のコンテンツの出稿だけでなく、同社の制作チームによりPRに必要な動画制作/編集もサポートする。例えば、既存の動画コンテンツのタイ語化や字幕編集、SNS向け短尺動画へのダイジェスト動画化、写真コンテンツ(観光スポット、店舗、サービス等)を組み合わせた動画化など、目的と予算に併せたプランを提案する。
現在同社では、メディアリリースキャンペーンとして、4月中に一定条件のコンテンツ素材を頂ける自治体/企業に限り、先着3社でコンテンツ制作/メディア出稿を無償で提供している。