Webを中心とした総合広告代理店のMacbee Planetは、アフィリエイト広告を運用する企業向けに、アフィリエイト広告に必要な情報を分析し、課題を解決するツール「Robee」を2017年5月にローンチすると発表した。
Robeeは、ファネル分析、フォーム分析、滞在時間分析、離脱防止ポップアップなどのアフィリエイトの効率を最大化するためのツールを一元管理できる、アフィリエイト運用に特化したツール。本ツールの導入によって実現できることは下記の通り。
アクセス解析
流入元のサイトごとのCVRや、端末情報を取得することが可能。これらの情報を明確にするとで、最適な訴求や検索ワードを発見し、現状のアフィリエイト運用の課題を発見できる。
行動分析
ファネル分析、フォーム分析によって、ユーザーがどこで離脱しているかを明確にする。また、アクセス解析と組み合わせて流入元別のユーザーがどこで離脱するかを分析し、LPとアフィリエイトサイトの相性を見ることができる。
Web接客
アクセス解析・行動分析をすることで割り出されたユーザー別にポップアップ表示を設定し、離脱防止のための施策を管理画面上で設定できる。
Macbee Planetは、製品版リリースに向けて、機械学習を用いて収集したユーザーの行動データをRobeeに学習させ、サイトのCVRを高める改善案をレコメンドしたり、サイトに訪問中のユーザーの行動から離脱行動を予測し、自動でポップアップを表示するなど、AIがCVRの改善を徹底サポートする機能を追加していく予定。また、ワンタグシステムとの連携やアフィリエイトサイトによってLPのクリエイティブを出し分ける機能も追加するという。
なおMacbee Planetは、5月にリリースするRobeeβ版のテストクライアントの募集を2017年3月30日より開始している。