BtoBのEC・Web受発注システム「BカートASP」を提供するDaiが、APIの公開を開始すると発表した。β版のAPI公開は3月下旬、正式リリースは5月中旬を予定している。
BカートASPでは、APIを一部で提供していたが、APIの公開を求める声が増えてきたため、全面的に公開を行うことを決定したという。APIの公開により、様々なツール・サービスに対してそのシステムとの連携・開発ができるようになるため、他社企業のシステムとの連携が加速し、業務を自動化したり、データを活用することができる。
BカートAPIでできること
BカートASPの情報を取得したり、更新を行うことができる。
他システムとの連携
基幹システム、販売管理、WMS、請求書発行システムなど、さまざまな業務システムやサービスとの連携が可能。
処理の効率化
BカートASPを使った運営フローを自社の業務に合わせて最適化したり、毎日の処理を自動化できる。
独自アプリケーション
カタログアプリや分析ツールなど、BカートASPに登録されている情報を利用して新たなアプリケーションを作成できる。
今度同社では、BカートASPと連携したシステムを随時サイト上で紹介して行く予定だ。なお、利用には、BカートASPの契約、または開発者としてテスト環境への申し込みが必要で、開発者としての登録には審査がある。