サイバーエージェントの動画広告研究機関であるオンラインビデオ総研は、デジタルインファクトと共同で、2016年の国内動画広告の市場調査結果を発表した。
この調査によると、今年の動画広告市場は842億円で前年比157%の成長率となる見通し。スマートフォン動画広告需要は前年から約2倍の成長で、市場全体の約7割に到達すると予想している。さらに、今後の動画広告の市場規模予測を発表し、2022年までに動画広告の市場規模は2,918億円に達し、スマートフォン比率が84%を占めると予測している。
これを受け、サイバーエージェントは、今後はユーザーと広告主の信頼関係が熟成される広告の提供や、その効果を測定するための効果指標の開発・普及が求められるとコメントした。
■調査概要
調査主体:サイバーエージェント
調査時期:2016年7月から 2016 年9月
調査方法:動画広告市場関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:動画広告市場
調査機関:デジタルインファクト