ヤマダウェブコムでは、各アイテムのページに「PayPalで購入手続きに進む」ボタンを設置。PayPalアカウントでログインすると、登録している住所が自動入力される仕組み。
その情報をもとに会員登録せずにゲスト購入できるのはもちろん、同ページ内に「会員登録する・しない」の選択を設置し、会員登録する場合もユーザーの入力の手間を省いている。
PayPalは、カートに投入した後に購入されない「カゴ落ち」、日本のECの「会員登録」が必要な割合の高さ、オンライン上のコミュニケーションがメールからモバイルのアプリ等に移行していることなどから、「囲い込み」目的で会員登録をさせることから、まずは1回目の購入をどう完了させるかが重要になっていると指摘。
今後PayPalでは、短時間でアプリに決済を組み込めるモバイルSDKや、モバイル自動対応のAPI群を積極的に提供していくとのこと。