米Amazonの出版部門であるAmazon Publishingで、文学作品の翻訳出版を担うAmazonCrossingは13日、さらに多様な翻訳作品を提供するため、今後5年間で1000万ドルの投資を行うと発表した。
AmazonCrossingは、2015年に15か国、12言語の計77タイトルを出版しており、米国では最大級の翻訳された文学作品の出版社のひとつに成長している。今回発表された投資は、今後5年間、翻訳者への支払いにあて、より多様な国、言語の作品を紹介したい考えだ。
この計画を支援するため、著者、エージェント、出版社が、翻訳にふさわしいタイトルを提案するための新しいサイトも公開。AmazonCrossingでは現在、ミステリー、スリラー、女性向け小説、伝記、SF、ファンタジーといった9つのカテゴリーでの提案を受け入れている。