日本マクドナルドが2015年7月に実施した消費者調査では、女性の50.6%が「商品パッケージに記載されたQRコードから主要原産国・加工国が確認できると安心」との回答があった。また、同調査ではマクドナルドのメニューについて、「ビーフ(パティ)はビーフ100%、つなぎも添加物も入っていないと知らなかった」(86.9%)、「卵は100%国産であると知らなかった」(96.1%)などの回答があり、食材情報についての情報を伝達できていないことが判明した。
この状況を改善するため、日本マクドナルドは、主要商品(ドリンク、期間限定商品、スイートコーン、サイドサラダ、コールドデザート、ソース類、ドレッシングを除く)の主要原料原産国・最終加工国情報等を公開したウェブサイトと、各商品パッケージを刷新した。最も使用されているデバイスであるスマートフォンでの閲覧を念頭に、10月8日にリニューアルしたサイトを公開。商品パッケージにはサイトへのアクセスが可能な「QRコード」をより大きく分かりやすく配置した。パッケージの切り替えは10月中旬より開始し、順次全店で行う。