セブン&アイグループは、総合スーパー事業・百貨店事業において収益性を改善する対策を行ってきたが、不採算店舗については、今後、構造改革による活性化が進まない店舗を中心に数年間で約40店舗の閉鎖する方針を固めた。現段階で具体的な内容は決定していない。
同社グループは持続的成長に向け、過去のチェーンストア理論の否定、店舗主体の運営体制の構築・強化、オムニチャネル戦略の推進を重要経営方針として事業を推進。イトーヨーカ堂では上期に、MD改革・組織変更・単品管理に基づく在庫削減・テナントミックスによる売場活性化、新店開発および不採算店舗の閉鎖等を実行してきた。
セブン&アイの平成28年2月期第2四半期業績連結営業利益は過去最高益達成の見通しで、通期においても過去最高益を目指している。