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現時点で使えるASPカートは「FutureShop2」だけ Amazonログイン&ペイメントとの提携について

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 2015年5月13日、東京ビッグサイトで開催された「通販ソリューション展」の初日に、フューチャーショップはそのブースで、「Amazonログイン&ペイメント」についてのミニセミナーを開催した。スペースが限定されていることから、用意された椅子は数脚だが、その周囲に立ち見の人だかりができたことからも、本サービスへの注目度がうかがえる。

 Amazonログイン&ペイメントについて、筆者も記者会見に参加したのだが、もっとも気になったことは、「自社ECサイトのCRMに必要な情報は得られるのか」ということであった。いかに情報入力の手間が省け、カード決済が便利に安全に行えたとしても、リピートしてもらえなければ自社ECサイトのビジネスは厳しい。

 フューチャーショップは自社ECサイトのためのカートを提供していることから、ミニセミナー内でその方法について詳しく解説する時間を設けた。決済画面も他サイトに遷移するのではなく、自社ECサイト内のポップアップで可能だとも付け加える、念の入れようである。

Amazonログイン&ペイメントから、自社ECサイトへの会員登録に導く例
会員登録画面の拡大図

 「お客様に許可をとったうえで、会員登録につなげていただくことができます。その点が、他の共通IDサービスとは異なり、自社ECサイトにとって画期的なことだと考えています。本サービスにより、Amazonのお客様の利便性が向上することで、事業者様のビジネスの成長を支援できればと考えています」(登壇した、アマゾン ジャパン・鈴木保幸さん)

 新規会員登録につながるなら、ぜひ導入したいと考えるEC事業者は少なくないらしく、5月11日の発表以来、Amazonには多数の問い合わせが寄せられているという。

 「Amazonログイン&ペイメントをお使いいただくには、開発が必要になります。現在、予想以上に多くのお問い合わせをいただき、順次対応させていただいております。なお、日本で、ASPカートでお使いいただけるのは、現時点では『FutureShop2』さんだけとなっています」(鈴木さん)

 7月1日から、フューチャーショップのオプションサービスとして申し込み受け付けを開始。そこからFutureShop2の利用者であること等の確認があり、Amazon.co.jpと契約、Amazonログイン&ペイメントが利用できるのは9月1日からだ。

 気になる利用料金については、今のところ非公開。そうだとしても、本サービスへの注目度、Amazon.co.jpのEC業界における強さを考えると、カートの乗り換えを検討する際にも、大きなポイントとなりそうだ。



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