株式会社ecbeingは、アプリプラットフォーム「MGRe」を提供するメグリ株式会社と資本業務提携を締結した。アプリの強化を図る。
MGReは、全契約企業が共通利用するSaaS領域と個社別にコードが実装できるカスタマイズ領域が共存するハイブリッドSaaS。そのため、SaaSの安定性とカスタマイズによる拡張性を両立しているとのこと。
ecbeingは、MGReで構築するアプリを通じてECサイトと実店舗の連携をより強化する考え。アプリがECサイトと実店舗それぞれの機能や情報を集約する窓口となり、あらゆる顧客接点の統合を目指す。
ecbeingが自社開発してきたオプションサービス「マイクロサービス」とも掛け合わせることで、相乗効果の向上を見込んでいる。オンラインとオンラインの顧客情報を一元化できる予約管理システム「RESOMO」や複数チャネルのデータを集約し分析できるデータマーケティングプラットフォーム「Sechstant」などをアプリと連携。これにより、顧客はスムーズにECサイトと実店舗を回遊でき、事業者もアプリを含め各チャネルでの顧客行動に合わせたマーケティングが可能となるなど、様々な可能性が考えられる。同社は、このような連携も視野に入れ、オムニチャネルの強化を目指すとしている。