PCからの利用者が多いネットサービストップは、「Yahoo!」に。6位に「楽天」、7位に「Amazon」がランクインしている。対昨年増加率を見るとトップ10すべてのサービスが2ケタ減となっており、スマートフォンへの移行が顕著に。
スマートフォンのアプリとブラウザからの利用者トップサービスは、「Google」に。5位に「楽天」、8位に「Amazon」がランクインしている。スマホの月間ネットユーザーは2014年10月時点で約4,400万人に拡大。対昨年増加率はトップ10のサービスいずれも2ケタで、とくに「Amazon」の60%が目立った。
個別のアプリの利用状況を見ると、トップは2年連続「LINE」に。月間平均利用者数は約3,100万人となっている。プラットフォームサービス以外では、「マクドナルド公式アプリ」が9位にランクインした。
ニールセンアナリストの高木史朗さんは、以下のようにコメント(抜粋)している。
「スマートフォンは、直近の弊社の調べでは、16歳~49歳では70%の普及率にまで伸長しました。来年以降の大きな伸びしろは50代以上(普及率17%)に限られるため、スマートフォン利用者数はこれまでのような急成長から、緩やかな成長へと移行していくと考えられます。2015年以降サービス提供会社がスマートフォンからのサービス利用を大きく拡大していくには、デバイスの特性に合ったサービスを提供するなどによりカテゴリ内シェアを高めていくことが、これまで以上に重要となるでしょう」
今回のランキングは、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」、PC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」のデータをもとに作成された。