EC事業者向けノーコードワークフロービルダー「TēPs（テープス）」を提供するテープスと、業務自動化ロボット「AUTORO」を提供するオートロは、EC事業者向けRPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）とiPaaSを組み合わせた包括的な業務自動化ソリューションの提供を開始した。
API連携を通じて複数のシステムやサービス間でのデータ処理をノーコードで効率化するiPaaS「TēPs」は、これまでAPIのないサービスやAPIで取得できないデータ連携・画面操作が必要な業務には対応が難しい場合があり、課題となっていた。これに対し、オートロはRPAロボットの構築・運用保守を業務の設計からサービスとして提供しており、画面操作やデータ集計など、APIに依存しない作業の自動化をRPAツール「AUTORO」で可能としている。
今回の連携により、iPaaSとRPAそれぞれの特徴を生かした併用が可能となり、これまで実現困難だった業務領域も含めた自動化・効率化ができるようになる。なお、オートロが業務フロー設計からRPA構築、運用保守までを一貫して支援するため、EC特有の業務特性を考慮した設計が可能となる。
