Criteoは、コマースに特化したサプライサイド・プラットフォーム(SSP)である「コマース・グリッド」を発表した。
「コマース・グリッド」は、広告主や代理店を含むデマンドサイドと、パブリッシャーやリテールメディアを展開する小売を含むサプライサイドの双方を結び、コマースデータを活用したプログラマティック広告を可能にするもの。パブリッシャーは、Criteoのコマースに関するインサイトの活用により、自社のインベントリの価値と関連性を高めて、拡大傾向にあるコマースに特化したデマンドを獲得できる。また、即購入可能なフォーマットやコマースに関する分析など、Criteo独自のアセットも利用可能となる。
同プラットフォームでは、プレミアムな広告インベントリをパッケージ化して取引できる。広告バイヤーは、好みのデマンドサイド・プラットフォーム(DSP)を通じて、CriteoのAI技術をもとに構築されたオーディエンスをターゲティング。あらゆるチャネル、デバイス、およびショッピングジャーニーの全段階にわたって潜在顧客を取り込めるようになる。