メルカリは、グローバル戦略の一環として「越境取引」を通じた台湾進出を発表した。
これまで、海外ユーザーは越境ECの購入代行サービスサイトを通じて「メルカリ」に出品されている商品を購入していたが、今回の展開により、台湾在住のユーザーは「メルカリ」に会員登録し、ウェブ版「メルカリ」にて日本で出品された商品の直接購入が可能となる。
ウェブ版「メルカリ」は繁体字中国語のUIで、価格表示を台湾ドルにデフォルト設定する機能を提供。台湾現地向けのコミュニーケーション強化のため、名称は繁体字の「美露可利(読み:メルカリ)」が使用される。
これにより、メルカリは台湾向けに独自のマーケティングキャンペーンなどが実施できるようになるため、海外の顧客基盤獲得を目指すという。