Oracle NetSuiteは、日本の企業の迅速かつ効率的な目標達成実現を支援するために、生成AIを備えた新機能「NetSuite Text Enhance」を導入する計画を発表した。
同機能はスイート全体に組み込まれ、各部門での生産性向上を目指す。具体的には、財務・経理、サプライチェーンとオペレーション、人事、営業・マーケティング、カスタマー・サポートの分野で利用できる。
機能概要
「NetSuite Text Enhance」は、日本国内の企業がNetSuitの製品群から自社固有のデータや関連データを活用して、文脈に即したパーソナライズされたコンテンツの作成や、精度向上を支援する。これにより、生産性向上、ヒューマン・エラー削減、ビジネス・プロセスの迅速化が期待される。日本は英語圏以外で同機能が提供される初めての市場となり、高品質で自然な日本語生成が可能だという。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上に構築された「NetSuite Text Enhance」は、高性能なAIテクノロジーを提供し、企業のイノベーションを支援する。OCIは、デフォルト・モデルとカスタム・モデルの両方をホストしており、高性能かつ低コストで大規模言語モデル(LLM)のトレーニングを高速化する。