フルカイテンは、在庫分析クラウド「FULL KAITEN」に「レポート機能」を追加した。これにより、EC運営の在庫分析に必要な情報をグラフで可視化できるようになった。利用企業は、FULL KAITEN上や社内に散らばるデータを一元的に表示し、分析できる。
FULL KAITENには、現状把握のための戦略ボード、在庫分析や配分、補充発注を実行する機能、効果検証を行う施策管理機能がある。新しいレポート機能は、現状把握と効果検証に特化し、分析結果に基づいた施策の実行を支援する。
自社ECサイトのPVや、CVR、直帰率、カート到達率など、EC特有のデータとFULL KAITEN独自の指標である商品軸の売上貢献度、完売予測日などを掛け合わせることで、データに基づいた販促などに役立つ。
具体的な特徴
見たいデータに合わせて、30種類以上のレポート形式を用意
全SKUと閲覧したいデータを連携できる。分析画面の左側で分析条件を設定すると、様々な図表で結果を可視化できる。
今後売れる可能性が高いのに、露出が少ない商品をあぶり出す
全SKUの中から、販売予測の高い商品にもかかわらず露出が少ない商品を可視化できる。値引きする前に、露出を拡大させることで売れると予測できる商品を、数クリックで抽出。値引きを抑制し、粗利を確保しながら在庫の消化を促進する。
CVR率を上げやすい商品をあぶり出す
CVR率を上げやすい商品を数クリックで抽出できる。これにより、マーケティング費用を抑制し、在庫を消化しながら粗利の向上を目指せるとのこと。