コマースロボティクスは、シリーズCの資金調達として、三菱UFJキャピタルほか計4社を割当先として、総額3億9,290万円の資金調達を完了したことを発表した。今回の調達により、累計資金調達額は約5.9億円となる。
引受先
- 三菱UFJキャピタル
- トランス・コスモス
- SBSホールディングス
- モバイル・インターネットキャピタル
今回調達した資金は、主に次の成長戦略推進のために投下するとしている。
- SBSホールディングスとの次世代型クラウドWMSを共同開発
- 商取引を電子化するコンパウンド型SaaSシリーズの新規開発
- 現在の主要サービスのマーケティング費用
- クロスボーダー型のAI事業開発
- インド工科大出身者を中心としたインド開発者の採用
同社はSaaS事業を主たる事業としているが、成長戦略として、コンパウンド化戦略を中心に多数の製品群を短期間に開発する予定となっている。それにより、大手企業やBtoB企業、メーカー、海外企業などに顧客を拡大させていくとのこと。
さらに、インド、ベトナムでのオフショア開発を強化して、海外市場向けのSaaS製品の開発も推進する予定で、新規事業として、インド工科大出身のエンジニアとインドラボを活用した、クロスボーダー型のAI事業などを計画しているという。