リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営するunerryは、「Beacon Bank for インバウンド」の提供を開始する。同サービスでは、人流ビッグデータを活用して、訪日外国人の移動の「分析・可視化」、インバウンドメディアによる「広告配信」、広告による来訪・来店の「効果測定」が可能となる。
考えられる主なニーズ
- 交通系事業者:駅や路線ごとの訪日旅客比率や国別利用動向を把握したい
- 小売流通企業者:訪日外国人旅行客の来店ポテンシャルが高いエリアを見極め、集客を増やしたい。また、それがどの国からの来訪なのか知りたい
- メーカー企業:旅ナカを捉えたインバウンド向けプロモーションを強化したい。また、そのプロモーションの効果検証を実施したい
- 地方自治体:国別の主な観光ルート・観光スポットや、滞在日数分布などの滞在実態を知りたい
Beacon Bank for インバウンドの特徴
20ヵ国を超えるユーザーの、詳細な人流データを捉えられる。これまでのインバウンド人流分析では実現できなかった、店や駅、道路単位での来訪把握、そのデータに基づいた広告配信・効果計測が可能。
特徴1:施設への来訪などがわかる詳細な人流分析
ユーザーが来日時に利用するスマートフォンアプリ経由の位置情報データで、個人を特定することなく人の動きをID単位で捉える。そのため、国籍別の主要な訪問ルートやエリア別の滞在日数、駅・店舗など施設単位での来訪者に関する人流分析、来訪者の興味関心分析などが実施できる
特徴2:多様なメディアでの広告配信
各種インバウンド向けサービスの情報配信面、訪日外国人利用の多いエリア、施設でのデジタルサイネージ面をネットワーク。適切な言語やエリアでの広告配信が可能となっている。また、旅ナカのシチュエーションに合わせ、訪問場所ごとにリアルタイムなアプリプッシュ配信が可能。店や商品、観光スポットの効果的なプロモーションを、言語を切り替えて行える。
特徴3:施策実施後の効果測定
広告配信後の観光地への来訪や店舗来店などを計測できる。これにより、広告配信のエリア別評価などが可能。次の施策立案や改善の方向性を明らかにする。