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Amazon、神奈川県相模原市に国内最大規模のAmazon Robotics搭載拠点を新設

 Amazonは、神奈川県相模原市にAmazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(以下、FC)を新設することを発表した。同拠点の延べ床面積は、東京ドーム約3個分の約15万平方メートル、商品保管容量は約150万立方フィートで国内最大のAmazon Robotics(アマゾンロボティクス)を導入するFCとなる。また、これは相模原市で2拠点目、神奈川県では5拠点目となるAmazonのFCだという。

 同FCでは、1日最大65万個以上の商品出荷を実施。また、エリアマネージャー、職場の安全・衛生管理者、商品の品質管理者、設備の保全管理者、テクノロジーを使って商品のピッキング・梱包・出荷作業などを担うポジションなど、さまざまな職種で数千の働く機会を創出する。さらに、地域社会との定期的な交流を通じて、特に子供たちに向けた科学技術分野の学びの機会も提供していくとしている。

 Amazonの物流拠点で効率的な商品の入出荷を可能にするのが、ロボットが商品棚を持ち上げて移動する「Amazon Robotics」だ。「Drive(ドライブ)」と呼ばれるロボットが「Pod(ポッド)」と呼ばれる専用の商品棚を移動させることで、働く人々の業務をサポートする。

 相模原市の新たな拠点は、約3,000台のドライブと約3万5,000台のポッドを有し、Amazon Roboticsを備えた拠点としては国内最大に。これにより、テクノロジーと人が共同で作業を進め、商品の棚入れや棚出しをより効率的におこなうことができる。また、テクノロジー活用による格納スペースの節約を実現。従来の固定された商品棚よりも、在庫・商品の品揃えを最大約40%増やせる仕様になっている。

 また、新拠点には紙袋自動梱包機を導入。Amazonは梱包資材削減の取り組みの一環として、段ボール製の箱の代わりに紙袋で配送する商品を増やすなど、梱包の簡素化を拡大してきたが、同機械の導入はこの取り組みをさらに進めるものとなっている。梱包の簡素化により、梱包の開封やその後の処理にかかる手間を減らし、ユーザーにより良い購買体験を提供する。

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