GMOメイクショップは、同社が提供する「makeshop byGMO」とNoveraが提供する法人向けAI肌診断ツール「skinsense」が連携を開始したと発表。
同連携により、「makeshop byGMO」を利用するEC事業者は、簡易な設定のみで「skinsense」が提供する「肌診断機能」をECサイトに追加できるように。「肌診断機能」により、顧客の顔写真から肌の状態を分析し適した商品を提案したり、会員データと肌情報の連携によりその後のマーケティング施策に役立てたりすることが可能となった。
AI肌診断ツール「skinsense」は、日本国内の美容部員400名による顔の印象データをAIに学習させており、日本人の顔、肌状態データをもとにした診断を提供している。「肌診断機能」では、利用者がスマートフォンで顔写真を撮影するだけで、肌の状態を9項目(シワ、キメ、シミ、透明感、毛穴、うるおい、肌質、肌年齢、総合評価)で評価する。
「makeshop byGMO」を利用するECサイトには、化粧品や健康食品を販売するショップが多く存在することから、GMOメイクショップは「makeshop byGMO」で構築したECサイトに同機能を導入することで、顧客の肌の状態に合わせたおすすめ商品のレコメンドが可能になると考え、同機能を実装。顧客が商品の比較や選択に疲れ、離脱する事象を防ぐとともに、納得感をもって商品を選べるようになるため、ロイヤルカスタマーの育成にもつながる施策として期待できるとしている。
「makeshop byGMO」を利用するEC事業者は、管理画面で所定のタグを設置すれば「skinsense」が導入可能に。導入後は、肌の状態に対応する商品をリスト登録するだけで、レコメンドが実施できる。さらに「skinsense」に登録された顧客の肌データと「makeshop byGMO」の会員データを連携すれば、顧客の状態に合わせてパーソナライズしたマーケティング施策の実施も可能だという。