後払い決済サービスを提供するキャッチボールは、同社が提供するEC・通販向け後払いサービス「後払い.com」が、ベリテワークスが日本で展開を推進するECプラットフォーム「Magento Open Source(マジェントオープンソース)」、Adobe Inc. が提供する「Adobe Commerce(アドビコマース)」と連携した旨を発表。本格運用を開始している。
Adobe Commerceは、単一の基盤からAI(人工機能)と高度なデータ共有能力を利用し、エンドツーエンドでパーソナライズされたB2CとB2B両方のコマース体験を実現するコマース基盤。柔軟性、拡張性、スケーラビリティを特長としている。
Magento Open Sourceは、そのオープンソース版であり、国際標準の60以上の言語と50種類以上の通貨に対応した「マルチリンガルEC構築」に特化したECパッケージとなっている。
「後払い.com」は、通販などの買い物の際、商品が届いた後に支払いができる後払い決済サービス。同サービスを活用すれば、コンビニ、郵便局、銀行振込など購入者の好きな方法でいつでも代金の支払いが可能となる。購入者への請求業務はキャッチボール社がすべて代行。100%代金を保証することで、事業者の未回収リスクを解消するサービスとなっている。
今回の連携により実現することは、次のとおり。
エクステンション導入で連携が可能に
両プラットフォームはオープンソースソフトウェアであるため、ECサイト構築時はエクステンションを導入することで「後払い.com」が利用可能となる。
注文情報のAPI連携
APIを用いて、「後払い.com」との注文情報の連携が可能となる。
リアルタイム与信
顧客情報および注文情報を登録すればリアルタイム与信ができるため、決済段階での顧客離脱防止に貢献する。