アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営するマクアケは、池田泉州ホールディングス(以下、池田泉州HD)が設立準備会社を登記したデジタルバンク事業(以下、「01Bank(ゼロワンバンク)」)に、プラットフォーマー第1号として参画したことを発表した。
今回の参画により、マクアケが「Makuake」上で取得したプロジェクト関連のデータを「01Bank」に提供することで、「01Bank」は「Makuake」の実行者に対して、同データを活用した事業性評価融資をおこなうことが可能になるという。
「01Bank」は、池田泉州HDが関係当局の許認可などを前提に開業の準備を進めている法人向け融資に特化したデジタルバンク。地方銀行が展開する法人向けのデジタルバンクとなり、インターネット上で手続きが完結する融資(オンラインレンディング)を主な事業内容とし、特に中小事業者に対する、事業性評価融資のサービスを展開する予定となっている。
「01Bank」は、池田泉州HDとマクアケが構想段階から協働してきたもので、今後複数のプラットフォーマーと連携し、オンラインレンディングサービスを提供する予定。
「01Bank」では、連携する各社が運営するプラットフォームに蓄積されたスタートアップや中小企業に関するデータを活用することで、事業者の将来性や成長性を評価して融資を判断する事業性評価融資をおこなう。
また、各プラットフォームの事業者向け画面から「01Bank」に遷移して、「01Bank」への融資の申し込みから融資の実行までをオンライン完結できるようにすることで、中小事業者が求めるスピーディーな融資の実現を目指す。
これにより、全国の中小事業者のさらなる事業成長を支援するとしている。